「レトロな温泉街を愛犬と歩いてみたいけれど、渋温泉や湯田中でも犬と泊まれる宿はあるの?」——志賀高原のふもとに広がる渋温泉・湯田中温泉(長野県山ノ内町)は、源泉かけ流しの湯と1,300年の歴史ある湯の街並みで知られるエリアで、約20年前から犬を受け入れてきた老舗の温泉宿もあります。
本記事では、渋温泉・湯田中温泉で犬と泊まれる宿を3軒厳選し、犬の受け入れ条件・ドッグランの有無・温泉の特徴を公式サイトの情報をもとに紹介します。あわせて、外湯めぐりや地獄谷(スノーモンキー)を犬連れでどう楽しめるか、冬の雪道で気をつけたいことも正直にまとめました。まずはこのエリアの犬連れ事情と宿の選び方から見ていきましょう。
料金やペット同伴の条件は時期・プランで変わることがあるので、予約前の確認の参考にしてくださいね。
渋温泉・湯田中温泉の犬連れ事情と宿の選び方
渋温泉・湯田中温泉は、長野電鉄湯田中駅を起点に、湯田中・渋温泉郷としてまとまったエリアです。犬連れで訪れるなら、宿そのものの設備だけでなく、温泉街の共同浴場や観光地には犬が入れない場所も多いという前提を知っておくと、当日あわてずにすみます。宿を選ぶときは、次の3点を確認しておくと安心です。
①犬の受け入れサイズと料金を確認する
このエリアの犬連れ対応の宿は、小型犬のみの宿から、犬種・サイズを問わず超大型犬まで受け入れる宿まで幅があります。同じ「ペット可」でも、体重の目安(8kg以下など)や1匹あたりのペット料金は宿によって異なります。フレンチブルドッグやコーギーのように小型に見えて中型扱いになる犬種もあるため、予約前に公式サイトのペット規約でサイズ・頭数・料金を確認しておきましょう。
②源泉かけ流しの温泉と、犬と過ごせる設備で選ぶ
湯田中渋温泉郷は源泉が豊富で、今回紹介する3軒はいずれも源泉かけ流しの天然温泉です。犬連れの滞在では、食事を個室でとれるか、ドッグランや足洗い場があるか、客室でどこまで一緒に過ごせるか(ケージの要否など)も快適さを左右します。大浴場は犬同伴できない宿がほとんどなので、愛犬と一緒に湯を楽しみたい場合は、犬と入れる温泉や貸切風呂の有無も確認しておくとよいでしょう。
③持ち物・宿のルールを事前にチェックする
犬連れ対応の宿では、狂犬病・混合ワクチンの接種、トイレのしつけ、無駄吠えしないこと、館内はリード着用などが条件になっていることが多いです。フードや食器、トイレシーツ、足拭きタオル、ケージやマットなどは持参が基本の宿もあります。何を用意すればよいかは宿ごとに違うので、予約時にあわせて確認しておくと当日スムーズです。
長野県内のほかのエリアで犬と泊まれる宿を探している方は、こちらのまとめもあわせてご覧ください。

渋温泉・湯田中で犬と泊まれる宿おすすめ3選
| ホテル・宿名 | 写真 | 参考価格 | 予約サイト | レビュー | 住所 | アクセス | 公式説明 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 湯田中温泉 白雲楼旅館 | ![]() |
13,000円〜 | ★4.2 (176) | 長野県 下高井郡山ノ内町大字平穏3265 | 上信越自動車道 信州中野ICより20分 JR長野より長野電鉄 湯田中駅より徒歩2分 | 1 | |
| 信州湯田中 つるや旅館 | ![]() |
— | — | 長野県下高井郡山ノ内町大字佐野2594 | 長野電鉄湯田中駅より徒歩7分 | ||
| 湯田中温泉 ホテル豊生 | ![]() |
9,000円〜 | ★4.0 (151) | 長野県 下高井郡山ノ内町佐野2562 | 湯田中駅より徒歩5分 | 自館で温泉の源泉をお見せできる、湯田中唯一のホテル |
※参考価格は1泊/1名あたり(税込・サ込)の目安です
ここからは、渋温泉・湯田中温泉で犬と泊まれる宿を3軒紹介します。いずれも源泉かけ流しの天然温泉を備え、犬の受け入れ条件はそれぞれ異なります。小型犬向けの老舗から、超大型犬まで受け入れる宿までそろっているので、愛犬の体格に合わせて選んでみてくださいね。
1. 湯田中温泉 白雲楼旅館(湯田中温泉/屋上ドッグラン&食事は完全個室・小型犬向け)
| タイプ | 源泉かけ流しの温泉旅館(食事は完全個室) |
|---|---|
| ドッグラン | あり(屋上ドッグラン) |
| 犬の条件 | 小型犬(8kg以下が目安)。 |
約20年前から犬同伴を受け入れてきた、湯田中温泉の老舗旅館です。屋上にはドッグランがあり、24時間入れる源泉かけ流しの天然温泉が自慢です。受け入れは小型犬(8kg以下が目安)で、ペット料金は1匹につき2,000円(別途)。中型・大型犬については宿への相談が必要なので、サイズが気になる場合は予約前に公式サイトで確認してください(2026-07-15時点/公式・予約サイト)。
この宿の魅力は、食事を完全個室でとれることです。ほかの宿泊客と顔を合わせにくいため、愛犬連れでも気兼ねなく食事の時間を過ごせます。館内を歩くときはリードの用意が必要で、犬のフードは飼い主が持参する形です。レトロな温泉街の散策とあわせて、落ち着いた滞在を楽しみたい小型犬の家族に向いた一軒です。
2. 信州湯田中 つるや旅館(湯田中温泉/貸切露天&源泉かけ流し・小型〜中型犬)
- 24時間入れる源泉かけ流しの天然温泉
- 無料の貸切露天風呂
- 小型・中型犬と泊まれる客室
| タイプ | 貸切露天のある源泉かけ流しの温泉旅館 |
|---|---|
| ドッグラン | 記載なし(ペット可の客室あり) |
| 犬の条件 | 小型・中型犬。 |
志賀高原のふもとに建つ湯田中温泉の旅館です。源泉かけ流しの天然温泉を24時間楽しめ、貸切で使える露天風呂も備えています。犬と一緒に泊まれる客室が用意されていて、受け入れは小型・中型犬です(2026-07-15時点/公式サイト)。長野電鉄湯田中駅から徒歩約7分と、電車でのアクセスもしやすい立地です。
職人が手づくりする季節の料理が評判で、貸切露天でゆっくり過ごせるのが魅力です。頭数やペット料金といった条件は公式サイトで確認してくださいね。中型犬まで受け入れているので、白雲楼旅館では相談が必要なサイズの子でも候補にしやすい一軒です。
3. 湯田中温泉 ホテル豊生(湯田中温泉/ケージ不要・お布団OK・超大型犬まで)
| タイプ | 100%源泉かけ流しの温泉ホテル(ペット専用ルームあり) |
|---|---|
| ドッグラン | あり(ドッグラン・足洗い場・ペットと入れる温泉・ペット預り) |
| 犬の条件 | 小型犬〜超大型犬・猫・小動物。 |
敷地内に源泉を持つ、湯田中温泉のかけ流し温泉ホテルです。100%源泉かけ流しの天然温泉が自慢で、犬の受け入れは小型犬から超大型犬までと幅広く、猫や小動物にも対応しています。「ケージ不要・お布団もOK」で同室で過ごせるのが特徴で、天然温泉が引かれたペット専用ルームやバリアフリーの客室も用意されています(2026-07-15時点/公式・予約サイト)。
ドッグラン・足洗い場・ペットのお預かり・ペットと入れる温泉など、犬連れ向けの設備がそろっています。食堂やロビーも犬同伴でき、館内で愛犬とゆったり過ごせます。大型犬・超大型犬の家族や、多頭で泊まりたい方にも心強い一軒です。ワクチン接種証明やリード、食器、トイレシーツなどの持ち物は宿の案内にそって用意しておきましょう。
長野県内のほかのエリアで犬と泊まれる宿はこちらでまとめています。

渋温泉・湯田中の観光と冬の犬連れ注意(外湯・地獄谷・雪道)
渋温泉・湯田中エリアは、温泉街の散策や志賀高原のスキーとあわせて楽しめるのが魅力です。ただし、犬連れだと入れない場所や、冬ならではの注意点もあります。がっかりしないよう、事前に押さえておきましょう。
外湯めぐり(九湯めぐり)は犬と一緒には入れない
渋温泉といえば、宿泊者が9つの外湯を手ぬぐいにスタンプを押しながらめぐる「九湯めぐり」が名物です。ただし、外湯は地元の方も利用する共同浴場のため、犬を連れて湯船に入ることはできません。外湯めぐりをする間は、愛犬を客室で留守番させるか、家族で交代しながら楽しむ形になります。留守番が苦手な子の場合は、ペットのお預かりに対応した宿を選んでおくと安心です。
一方で、格子窓や渡り廊下の欄干が続くレトロな温泉街の路地は、リードを着けての散策そのものは楽しめます。石畳の坂道が多いので、愛犬のペースに合わせてゆっくり歩き、混み合う時間帯や他の観光客への配慮も忘れないようにしましょう。外湯や飲食店など、犬の同伴可否は施設ごとに異なるため、入る前に個別に確認するのが確実です。
スノーモンキー(地獄谷野猿公苑)は犬の入苑ができない
このエリアで人気の観光地が、温泉に入るサルで世界的に知られる地獄谷野猿公苑(スノーモンキー)です。ただし、地獄谷野猿公苑は「イヌ、ネコ等の動物を連れての入苑はできません」と公式に明記されており、盲導犬・介助犬・聴導犬などの補助犬も入苑不可です(2026-07-15時点/公式サイト)。野生のサルへの刺激や感染症のリスクを避けるためのルールです。犬連れで訪れる場合は、公苑には入れない前提で予定を組み、愛犬は宿で留守番、または家族で交代して見学することになります。
なお、公苑の入り口までは遊歩道を約30分ほど歩きます。開苑時間は夏季(4〜10月)8:30〜17:00、冬季(11〜3月)9:00〜16:00で、入苑料は大人800円・子ども400円です(2026-07-15時点/公式サイト)。最新情報は訪問前に公式サイトで確認してください。
冬は志賀高原スキーと雪道の犬連れに注意
湯田中渋温泉郷は志賀高原スキー場の玄関口にあたり、冬はスキーと温泉を組み合わせて楽しめるのがこのエリアならではの魅力です。ただし、犬連れの冬旅では次の点に気をつけましょう。
まず、山あいの温泉街や志賀高原へ向かう道は積雪・凍結することが多く、車で向かう場合はスタッドレスタイヤやチェーンなど冬装備が必須です。散歩のときは、犬が凍結路面で足を滑らせたり、融雪剤で肉球を傷めたりすることがあるため、滑りにくい場所を選び、帰ったら足を拭いてあげましょう。寒さに弱い犬種は防寒着があると安心です。スキーへ行く間は愛犬が留守番になるので、暖かい客室で過ごせるか、預かりに対応しているかも宿選びのポイントになります。
冬に犬と泊まれる宿の選び方や、雪景色を楽しめる宿はこちらでまとめています。

温泉地で犬と泊まれる宿を全国から探したい方は、こちらのまとめもあわせてどうぞ。

渋温泉・湯田中で犬と泊まれる宿のよくある質問
- Q渋温泉・湯田中で大型犬と泊まれる宿はありますか?
- A
あります。本記事で紹介した湯田中温泉のホテル豊生は、小型犬から超大型犬まで受け入れており、大型犬でも同室で泊まれます。ケージ不要・お布団OKで、ドッグランや足洗い場、ペットと入れる温泉などの設備もそろっています。一方、白雲楼旅館は小型犬(8kg以下が目安)が中心で、中型・大型犬は宿への相談が必要です。つるや旅館は小型・中型犬に対応しています。受け入れサイズは宿ごとに異なるので、愛犬の体格に合わせて予約前に公式サイトで確認してくださいね。
- Qスノーモンキー(地獄谷野猿公苑)に犬と一緒に入れますか?
- A
入れません。地獄谷野猿公苑では、イヌ・ネコなどの動物を連れての入苑はできないと公式に明記されています。盲導犬・介助犬・聴導犬などの補助犬も入苑不可です。野生のサルへの刺激や感染症のリスクを避けるためのルールです。犬連れで訪れる場合は、公苑には入れない前提で予定を立て、愛犬は宿で留守番させるか、家族で交代して見学する形になります。最新の案内は公式サイトで確認してください。
- Q渋温泉の外湯めぐりは犬と一緒にできますか?
- A
外湯(共同浴場)は地元の方も利用する浴場のため、犬を連れて湯船に入ることはできません。渋温泉の九湯めぐりを楽しむ間は、愛犬を宿で留守番させるか、家族で交代しながらめぐる形になります。留守番が苦手な子の場合は、ペットのお預かりに対応した宿を選んでおくと安心です。なお、リードを着けて温泉街の路地を散策すること自体は楽しめますが、飲食店など各施設の犬同伴の可否は個別に異なるため、入る前に確認してくださいね。
まとめ
渋温泉・湯田中温泉(長野県山ノ内町)で犬と泊まれる宿を3軒紹介しました。いずれも源泉かけ流しの天然温泉を備え、犬の受け入れ条件はそれぞれ異なります。愛犬の体格や過ごし方に合わせて選んでみてくださいね。
- 湯田中温泉 白雲楼旅館……小型犬向け・屋上ドッグラン・食事は完全個室。ペット料金1匹2,000円
- 信州湯田中 つるや旅館……小型〜中型犬・貸切露天のある源泉かけ流し・湯田中駅から徒歩約7分
- 湯田中温泉 ホテル豊生……超大型犬まで・ケージ不要でお布団OK・ペットと入れる温泉やドッグランも
犬連れで訪れるときは、外湯めぐりや地獄谷野猿公苑(スノーモンキー)には犬が入れないこと、冬は雪道の装備と足元のケアが必要なことを押さえておくと、当日あわてずに楽しめます。
※料金やペット同伴の条件、温泉・観光施設の利用ルールは時期・プランによって変わります。最新の情報は各宿・各施設の公式サイトや予約サイトで確認してください。
愛犬との温泉旅の宿選びの参考になれば嬉しいです。行ってらっしゃい!






