熊野古道で犬と泊まれる宿おすすめ3選【和歌山・本宮・中辺路】犬連れモデルコースも

関西
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「世界遺産の熊野古道を愛犬と歩いてみたいけれど、犬と泊まれる宿はあるの?神社に犬は入れるの?」——熊野古道(和歌山県・本宮/中辺路エリア)は、樹齢800年を超える杉並木の石畳や、川沿いにわく温泉で知られる世界遺産の参詣道で、犬を受け入れているコンテナ一棟貸しや温泉民宿もあります。

本記事では、熊野古道で犬と泊まれる宿を3軒厳選し、犬の受け入れ条件・ドッグランの有無・施設の特徴を公式サイトや予約サイトの情報をもとに紹介します。あわせて、大門坂や熊野本宮大社など世界遺産の犬連れ事情を正直にまとめ、大門坂の古道歩きを軸にした犬連れ1泊2日のモデルコースもつけました。まずは熊野古道を犬連れで歩く前に知っておきたいことから見ていきましょう。

料金やペット同伴の条件、神社の参拝ルールは時期によって変わることがあるので、予約前・訪問前の確認の参考にしてくださいね。

熊野古道を犬連れで歩く前に知っておきたいこと

熊野古道は、宿だけでなく参拝する神社ごとに犬の同伴ルールが違うのが特徴です。「熊野三山」と呼ばれる熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社でも対応が分かれます。現地でがっかりしないよう、まずは犬連れ事情を押さえておきましょう。

熊野本宮大社は抱っこ・カートでの参拝が基本

熊野本宮大社は、熊野三山のなかでは犬連れに比較的寛容とされる神社です。ただし、境内では他の参拝者への配慮から、犬は抱っこするか、バッグやカートに入れて参拝するのが基本とされています。地面を歩かせない前提で、本殿の最奥など立ち入りを控えたい場所もあるため、境内の掲示や社務所の案内にそって参拝しましょう(2026-07-15時点/複数の参拝者情報。最新の方針は公式に確認を)。

参道の入り口に近い、かつて本宮大社が建っていた「大斎原(おおゆのはら)」の大鳥居周辺は、屋外の開けた空間なので、リードを着けて雰囲気を味わいやすい場所です。マナーパンツを着け、排泄物は必ず持ち帰りましょう。

熊野那智大社は「近日中にペット参拝お断り予定」=訪問前に必ず確認

熊野那智大社は、これまで犬連れの参拝ができるドッグフレンドリーな神社として知られてきました。しかし、公式サイトのよくある質問(Q7)に「ペットのトラブルによるお問い合わせがあったため、近日中にお断りさせていただく予定」と明記されています(2026-07-15時点/公式サイト)。訪問時点で犬連れ参拝ができるかどうかは変わっている可能性が高いため、お出かけ前に必ず公式サイトのお知らせで最新の方針を確認してください

なお、隣接する那智の滝(飛瀧神社)では、滝を間近で拝む「御瀧拝所舞台」はペットの立ち入りができません。滝は参道や下から遠くに眺める形であれば愛犬と一緒に楽しめますが、こちらも当日のルールを現地で確認するのが確実です。

熊野速玉大社は同伴不可の情報あり/大門坂はリードで散策できる

新宮市の熊野速玉大社については、犬の同伴を認めていないとの参拝者情報があります。三山のなかでも対応が分かれるため、速玉大社へ犬連れで向かう予定がある場合は、事前に神社へ問い合わせておくと安心です(電話 0735-22-2533)。

一方、熊野古道そのものの散策は犬連れでも楽しめます。特に那智山の入り口にあたる「大門坂」は、樹齢800年を超える杉並木に囲まれた約600mの石畳の古道で、リードを着けて愛犬と歩けます。世界遺産らしい雰囲気を味わえる、犬連れ観光のハイライトです。ただし、路線バスに乗る区間ではキャリーバッグが必要になるため、抱えられる小型犬以外は歩いて往復するか、車での移動を前提に計画しましょう(2026-07-15時点/公式観光サイト・参拝者情報)。

熊野古道で犬と泊まれる宿おすすめ3選

この記事で紹介している宿一覧
これからご紹介するホテル・宿まとめ
ホテル・宿名 写真 参考価格 予約サイト レビュー 住所 アクセス 公式説明
SEN.RETREAT CHIKATSUYU
和歌山県田辺市中辺路町近露1806 熊野古道・中辺路の近露エリア(アクセス詳細は公式サイトで確認)
川湯温泉 温泉民宿 大村屋
6,400円〜 4.2 (891) 和歌山県 田辺市本宮町川湯温泉1406-1 JR紀伊田辺駅より龍神バスで川湯温泉下車/JR新宮駅より約1時間川湯温泉/阪和道・南紀白浜ICから1時間 温泉でほっこり♪川湯温泉に来ませんか?
熊野 四季亭
27,300円〜 和歌山県 田辺市本宮町小々森162 小々森バス停にて下車すぐ 一日一組、清流と自然に囲まれたプライベート空間

※参考価格は1泊/1名あたり(税込・サ込)の目安です

ここからは、熊野古道(本宮・中辺路エリア)で犬と泊まれる宿を3軒紹介します。コンテナの一棟貸しから、「ペットと入れる温泉」のある民宿、清流沿いの貸別荘までタイプはさまざまで、犬の受け入れ条件もそれぞれ異なります。愛犬の体格や過ごし方に合わせて選んでみてくださいね。

1. SEN.RETREAT CHIKATSUYU(中辺路町近露/コンテナ一棟貸し・大型犬まで)

編集部おすすめポイント
  • コンテナ1棟=1客室の一棟貸し
  • プライベートガーデン・焚き火テラス・ピザ窯
  • 2024年8月から大型犬の受け入れを開始
施設情報
所在地和歌山県田辺市中辺路町近露1806(熊野古道・中辺路沿い)
タイプコンテナ1棟を1客室とする無人運営の一棟貸し(各棟プライベートガーデン付き)
ドッグラン各棟にプライベートガーデンあり(共用ドッグランの明記はなし)
犬の条件小型犬〜大型犬/ペット料金はサイズ別(小型1〜10kg 2,000円・中型11〜25kg 4,000円・大型26kg〜 8,000円)/頭数・詳細は公式サイトで要確認

熊野古道・中辺路の近露(ちかつゆ)にある、コンテナ1棟を1客室にした一棟貸しの宿です。外から直接部屋に出入りできる造りで、各棟にプライベートガーデンが付き、焚き火テラスやピザ窯を備えています。以前は中型犬までの受け入れでしたが、2024年8月から大型犬の宿泊も始まり、犬のサイズに応じた料金設定に変わりました(小型1〜10kg 2,000円/中型11〜25kg 4,000円/大型26kg〜 8,000円。2026-07-15時点/公式・プレスリリース)。

この宿の魅力は、プライベートガーデンで愛犬を自由に遊ばせながら、無人運営ならではの気兼ねない滞在ができることです。中辺路歩きの拠点にしやすい立地で、熊野古道を歩く旅の途中に泊まる宿としても向いています。頭数や当日のルールは予約前に公式サイトで確認しておきましょう。

2. 川湯温泉 温泉民宿 大村屋(本宮町川湯/「ペットと入れる温泉」あり・超大型犬まで)

出典:楽天トラベル
施設情報
所在地和歌山県田辺市本宮町川湯(川湯温泉・熊野本宮大社の近く)
タイプ川沿いの温泉民宿(奥別館は別荘タイプの一棟貸し)
ドッグランあり(足洗い場・アジリティ・ペットと入れる温泉・ペット預かり/奥別館はドッグラン・シャンプースペース付き)
犬の条件小型犬〜超大型犬・猫・小動物/ペット料金1匹2,200円(税込)/2号館・3号館・奥別館が対応(2号館は小型犬・3号館と奥別館は大型犬まで)/食事処・ロビー・プレイルーム同伴可/料金・頭数は公式サイトで要確認

大塔川のほとりに建つ、熊野本宮大社の近くの温泉民宿です。川湯温泉は、冬になると川底からわく湯をせき止めて大露天風呂にする「仙人風呂」で知られる、川沿いの温泉地です。大村屋はペット料金1匹2,200円(税込)で、小型犬から超大型犬、猫や小動物まで受け入れ、館ごとにサイズの目安が分かれています(2号館は小型犬、3号館・奥別館は大型犬まで対応。2026-07-15時点/楽天トラベル・公式サイト)。

ドッグランや足洗い場、アジリティ、ペットと一緒に入れる温泉、ペットのお預かりまでそろい、食事処・ロビー・プレイルームにも犬を同伴できるのが特徴です。別荘タイプの奥別館はドッグランとシャンプースペースが付いた一棟貸しで、大型犬とのんびり過ごしたい家族に向いています。宿泊にはトイレのしつけ・予防接種・無駄吠えしないことなどが条件で、マナーパンツやワクチン接種証明の用意が必要です。首輪・リード・食器・フード・トイレシーツなどは持参が基本なので、宿の案内にそって準備しておきましょう。

和歌山県内のほかのエリアで犬と泊まれる宿を探している方は、こちらのまとめもあわせてご覧ください。

【2026年版】和歌山で犬と泊まれる宿8選!白浜・南紀すさみ・串本のドッグラン付き&温泉・ヴィラの宿をエリア別に紹介
和歌山で犬と泊まれる宿を8軒紹介します。白浜のドッグラン付きホテル・一棟貸しヴィラから、南紀すさみの温泉宿、串本・太地のグランピングまで、ドッグラン・温泉・犬のサイズ条件をエリア別にまとめました。

3. 熊野 四季亭(本宮町小々森/清流沿いの一棟貸し貸別荘・犬猫合計3頭まで)

熊野 四季亭
出典:楽天トラベル
施設情報
所在地和歌山県田辺市本宮町小々森(熊野古道・熊野本宮大社エリア)
タイプ1日1組貸切の一棟貸し貸別荘(清流沿い・BBQや川遊び可)
ドッグラン記載なし(清流に面した庭で過ごせる)
犬の条件犬・猫合わせて3頭までペット無料/ペットの室内立ち入りは不可(ケージ内での同伴・ケージは玄関土間または屋外テラスに設置)・屋外は屋根の下で係留・要誓約書・事前連絡が条件/サイズ・詳細は公式サイトで要確認

熊野本宮大社にほど近い、清流に面した1日1組貸切の一棟貸し貸別荘です。ヒノキの樽風呂や和室を備え、庭ではBBQや川遊び、川釣りを楽しめます。犬・猫を合わせて3頭までペット無料で受け入れており。なおペットの室内への立ち入りはできず、ケージ内での同伴(ケージは玄関土間または屋外テラスに設置)となります。屋外では屋根の下での係留、施設内での排泄をしないこと、誓約書の提出、事前連絡などが条件です(2026-07-15時点/予約サイト・公式サイト)。

貸切なので、ほかの宿泊客に気兼ねなく愛犬と過ごせるのが魅力です。大人数やグループでの熊野古道旅の拠点にもしやすい一軒です。犬のサイズや当日のルールは、予約前に公式サイト・予約サイトで確認してくださいね。

犬連れ1泊2日モデルコース(大門坂〜那智/本宮〜川湯)

熊野古道を犬連れで巡るなら、「古道歩き」と「温泉のある宿」を組み合わせるのがおすすめです。ここでは、大門坂の石畳歩きを軸にした1泊2日のモデルコースを紹介します。神社の参拝ルールは変わることがあるため、各スポットは訪問前に最新情報を確認してくださいね。

1日目:大門坂を犬と古道散策 → 那智エリア → 川湯温泉泊

1日目は、熊野古道随一の人気コース「大門坂」の散策から始めましょう。大門坂の無料駐車場に車をとめ、樹齢800年を超える杉並木の石畳を、愛犬とリードを着けて歩きます。約600m・高低差100mほどの道のりで、苔むした石段が続く世界遺産らしい雰囲気を味わえます。無料の駐車場にはトイレもあります。

坂を上りきった先の熊野那智大社・那智の滝エリアは、前述のとおり犬連れ参拝の可否が変わる可能性があるため、訪問前に必ず公式サイトで確認を。参拝が難しい場合は、大門坂の古道歩きと、那智の滝を遠くから眺める散策を中心に楽しみましょう。昼は那智勝浦のマグロなど、テラス席のある店を探して食事をとるのもおすすめです。午後は本宮方面へ移動し、川沿いの川湯温泉に泊まります。

2日目:熊野本宮大社を抱っこ参拝 → 大斎原 → 中辺路歩き

2日目は、熊野本宮大社の参拝から。境内では愛犬を抱っこするか、カートやバッグに入れて参拝します。参拝のあとは、かつて社殿があった大斎原の大鳥居まで足をのばすと、田園に立つ日本最大級の鳥居を、リードを着けた愛犬と一緒に眺められます。

時間と体力に余裕があれば、発心門王子から本宮へ向かう中辺路の一部を歩くと、無理なく熊野古道歩きを体験できます。宿に戻る前に川湯温泉の川原で足を休めるのもよいでしょう。夏場は川遊びを、冬場は川をせき止めた大露天風呂「仙人風呂」の雰囲気を、川べりの散歩で味わえます(仙人風呂そのものは共同浴場のため、犬は湯船には入れません)。

三重県側から伊勢志摩とあわせて周遊したい方は、こちらのまとめも参考になります。

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関西のほかのエリアで犬と泊まれる宿を探したい方は、こちらのまとめもどうぞ。

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熊野古道で犬と泊まる・歩くときのよくある質問

Q
熊野古道で大型犬と泊まれる宿はありますか?
A

あります。本記事で紹介したSEN.RETREAT CHIKATSUYUは、2024年8月から大型犬(26kg〜)の受け入れを始めており、コンテナ一棟貸しのプライベートガーデンで過ごせます。川湯温泉の温泉民宿 大村屋も、3号館・奥別館で大型犬まで対応し、公式が案内する「ペットと入れる温泉」やドッグランがそろっています(入浴の形式は予約時に確認を)。熊野 四季亭は犬・猫合わせて3頭まで無料で受け入れています。受け入れサイズや料金は宿ごとに異なるので、愛犬の体格に合わせて予約前に公式サイトで確認してくださいね。

Q
熊野本宮大社や熊野那智大社は犬と一緒に参拝できますか?
A

熊野本宮大社は、犬を抱っこするかカートやバッグに入れることを前提に、比較的犬連れに寛容とされています。一方、熊野那智大社は公式サイトのよくある質問で「近日中にペット同伴の参拝をお断りする予定」と案内されているため、訪問前に必ず公式サイトのお知らせで最新の方針を確認してください。熊野速玉大社は犬の同伴を認めていないとの情報があります。三山で対応が分かれるため、参拝予定の神社は事前に確認しておくと安心です。

Q
大門坂は犬と一緒に歩けますか?
A

大門坂は、リードを着ければ愛犬と一緒に石畳の古道を散策できます。樹齢800年を超える杉並木に囲まれた約600m・高低差100mほどの道のりで、世界遺産らしい雰囲気を味わえます。無料の大門坂駐車場にはトイレもあります。ただし、那智の滝から大門坂駐車場へ路線バスで戻る区間はキャリーバッグが必要になるため、抱えられない犬は歩いて往復するか、車での移動を前提に計画するとよいでしょう。マナーパンツの着用と排泄物の持ち帰りも忘れないようにしてくださいね。

まとめ

熊野古道(和歌山・本宮/中辺路エリア)で犬と泊まれる宿を3軒紹介しました。コンテナ一棟貸しから、「ペットと入れる温泉」のある民宿、清流沿いの貸別荘までタイプはさまざまです。愛犬の体格や過ごし方に合わせて選んでみてくださいね。

熊野古道で犬と泊まれる宿3選
  • SEN.RETREAT CHIKATSUYU……中辺路・近露のコンテナ一棟貸し。プライベートガーデン付きで大型犬まで(サイズ別料金)
  • 川湯温泉 温泉民宿 大村屋……本宮の川沿い温泉民宿。「ペットと入れる温泉」・ドッグランあり、超大型犬まで・ペット1匹2,200円
  • 熊野 四季亭……本宮の清流沿い一棟貸し貸別荘。1日1組貸切で犬・猫合わせて3頭まで無料

犬連れで訪れるときは、熊野三山でも神社ごとに犬の同伴ルールが違うこと、特に熊野那智大社は近日中にペット参拝をお断りする予定と案内されていることを押さえておくと、当日あわてずに楽しめます。大門坂の古道歩きは犬連れ観光のハイライトなので、時間に余裕をもって楽しんでくださいね。

※料金やペット同伴の条件、神社・観光施設の利用ルールは時期によって変わります。最新の情報は各宿・各施設の公式サイトや予約サイトで確認してください。

愛犬との熊野古道旅の参考になれば嬉しいです。行ってらっしゃい!

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